第1話:コーヒー豆の「保存」と「保管」はちがう?
「買った豆、どうやって保存したらいいの?」
「冷蔵庫?常温?…なんだか心配で…」
そんな声をよく聞きます。
実は、“保存”と“保管”はちょっと違うんです。
その違いを知ると、豆の美味しさをより長く楽しめますよ。
■ 豆の「天敵」はこの3つ
光(紫外線)
温度変化(特に高温)
水分・湿気
この3つが揃うと、酸化が進み、風味がどんどん失われます。
つまり、高温多湿・直射日光はNG。
■ 保管は“冷蔵”より“常温”が基本
「冷蔵庫に入れた方が長持ちする?」
――実は、出し入れ時に温度差で豆が結露する恐れが。
その水分が劣化の原因になります。
✅ おすすめは常温保存
目安:焙煎から2週間〜1ヶ月以内に飲みきれる量を購入・常温保管
■ 保存容器は「密閉性」+「遮光性」

おしゃれな容器に入れて、“飾って楽しむ”のもコーヒーの醍醐味。
■ 長期保存したい場合は?
1ヶ月以上保存したい場合のみ、冷凍庫も選択肢になります。
ただし、その場合は:
小分けして密閉袋に入れる
使う分だけを取り出し、すぐに戻さない
開封後は常温で保管(再冷凍NG)
■ 美味しさをキープするために
豆の購入は飲みきれる分だけ
保管場所は光・湿気・高温を避ける
容器は密閉+遮光で、おしゃれに!
eleven coffeeでは、味のピークを楽しんでもらえる焙煎日でお届けしています。
保存方法も、お客様の飲み方に合わせてアドバイスしていますので、お気軽にご相談くださいね。
次回の豆知識は「焙煎度合いによる味の違い」を予定しています。
eleven coffee では、
あなたの“お気に入りの一杯”に出会うための近道として、
この《珈琲手帖》をお届けしています。
次回の《珈琲手帖》は、
▶ 【珈琲手帖|選ぶ・買う】道具編
ドリッパーとフィルターをお届け予定です。どうぞお楽しみに。