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  • 2025/06/14 17:29

    【珈琲手帖|豆知識】

    第1話:コーヒー豆の「保存」と「保管」はちがう?

    「買った豆、どうやって保存したらいいの?」
    「冷蔵庫?常温?…なんだか心配で…」
    そんな声をよく聞きます。

    実は、“保存”と“保管”はちょっと違うんです。
    その違いを知ると、豆の美味しさをより長く楽しめますよ。


    ■ 豆の「天敵」はこの3つ

    1. (紫外線)

    2. 温度変化(特に高温)

    3. 水分・湿気

    この3つが揃うと、酸化が進み、風味がどんどん失われます。
    つまり、高温多湿・直射日光はNG


    ■ 保管は“冷蔵”より“常温”が基本

    「冷蔵庫に入れた方が長持ちする?」
    ――実は、出し入れ時に温度差で豆が結露する恐れが。
    その水分が劣化の原因になります。

    ✅ おすすめは常温保存

    • 直射日光が当たらない

    • 湿気が少ない

    • 気温が安定している
      → そんな場所で保管するのがベスト。

    目安:焙煎から2週間〜1ヶ月以内に飲みきれる量を購入・常温保管


    ■ 保存容器は「密閉性」+「遮光性」

    • ガラス製キャニスター:中身が見えてインテリアにも

    • ステンレス容器:遮光・防湿性◎

    • バルブ付き袋:酸素を逃がしてくれる優れモノ         ※eleven coffeeの豆はこちらを使用しています

    画像


    おしゃれな容器に入れて、“飾って楽しむ”のもコーヒーの醍醐味。


    ■ 長期保存したい場合は?

    1ヶ月以上保存したい場合のみ、冷凍庫も選択肢になります。
    ただし、その場合は:

    • 小分けして密閉袋に入れる

    • 使う分だけを取り出し、すぐに戻さない

    • 開封後は常温で保管(再冷凍NG)


    ■ 美味しさをキープするために

    • 豆の購入は飲みきれる分だけ

    • 保管場所は光・湿気・高温を避ける

    • 容器は密閉+遮光で、おしゃれに!


    eleven coffeeでは、味のピークを楽しんでもらえる焙煎日でお届けしています。
    保存方法も、お客様の飲み方に合わせてアドバイスしていますので、お気軽にご相談くださいね。

    次回の豆知識は「焙煎度合いによる味の違い」を予定しています。

    eleven coffee では、
    あなたの“お気に入りの一杯”に出会うための近道として、
    この《珈琲手帖》をお届けしています。

    次回の《珈琲手帖》は、
    ▶ 【珈琲手帖|選ぶ・買う】道具編
    ドリッパーとフィルターをお届け予定です。どうぞお楽しみに。